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 2016年6月24日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第35話』

NWA世界ヘビー級王座といえば、誰もが認める世界最高峰のタイトルだ。

その世界一のベルトに肩を並べる、AWA世界ヘビー級王座。

アメリカを中心としたプロモーターたちにより、組織されているNWA。

全日本プロレスはNWAに加盟し、NWA世界王者他スターレスラーを招聘することが出来た。

また、AWAとのパイプもあり両団体の世界王者を呼べることで、新日本プロレスを大きく引き離していた。

日本人では難しいとされていたが、過去にジャイアント馬場はNWAを、ジャンボ鶴田はAWAの日本人初の王者に輝いている。

そして一線を退いた馬場の野望は、実現不可能といわれた、NWAとAWAのダブルタイトルマッチを実現させることだった。

ライバル関係にあるNWAとAWAの世界王者が、同じリングに立つことなど考えられない。

日本に例えれば、全日本と新日本のエースが闘うようなもの。
興行権やテレビ中継の問題の他、クリアしなければならないことが山ほどある、いやクリア出来ないことばかりなのだ。

だがジャパン・プロレスとの提携やゴールデンタイム復帰と、勢いに乗る全日本プロレスは、この一戦を実現させてしまう。

場所は両国国技館、NWA世界王者リック・フレアーとAWAの若き王者リック・マーテルの一戦。

史上初の世界二冠王者誕生にファンは期待したが、結果は大方の予想通り両者リングアウト引き分け。

両者とも防衛には成功したが、内容的には正直物足りなさを感じた。

やはり、どんなに素晴らしいカードでも、結果次第になってしまうのか。

いや、決着がつかなくとも、それを上回る内容が必要なのだ。

この夢のカードは両者には重荷だったのか、それとも時期が早すぎたのか。

引き分けに終わったこの一戦、ある意味真の勝者は世紀の一戦を実現させた、プロモーター馬場だったのかも知れない。

つづく

 2016年6月17日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第34話』

スーパー・タイガーこと、佐山聡がUWFを脱退した。

タイガーマスクとして人気絶頂の中突如引退したが、昨年UWFで復帰した佐山。

佐山が復帰の場にUWFを選んだ理由は、シューティングの成功を狙ったものだろう。

復帰した時は虎のマスクを被り、引退前と変わらぬファイトをしていたが、その後正式に入団し暫くして素顔となり、より格闘技色の強いスタイルへと変貌していった。

闘いの原点である、打撃、投げ、関節技による完全決着を理想とするシューティング。

カール・ゴッチを最高顧問とし、ショー的要素の強い従来のプロレスを嫌ったUWFは、マスクを捨てプロレスを捨てた佐山の良き理解者であり、求めていた団体なのだ。

だがなぜ佐山は、退団してしまったのか?

公式リーグ戦での前田日明戦も、前田の急所蹴り反則負けというUWFらしくない不可解な結果になってしまった。

今思えばその一戦は、佐山とUWFの確執を表しているものなのだろう。

佐山はUWFでシューティングを完成させたかったが、前田ら他のレスラーたちには理解出来なかったのかも知れない。

佐山は格闘技の天才だと思う。

その天才はシューティングを完成させることが、疑問に感じていたプロレスの上に立てると考えたに違いない。

反則や場外乱闘、レフェリー失神やフェンスアウトなど、曖昧な決着ばかりのプロレスは、佐山にとって邪道なのだろう。

シューティングが完成しプロレスを越える時が、佐山の革命成功の時なのだ。

しかし天才革命家佐山は成功を急ぎすぎたため、UWFで孤立し去ることになったとも考えられる。

シューティングとUWFの違いは何なのか?

もしかすると佐山にとってUWFも、所詮プロレスだったのかも知れない。

 

つづく

 2016年6月10日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第33話』

アントニオ猪木と藤波辰巳の一騎討ち!

そう聞いて新日本プロレスも、ついに奥の手を出さざろう得ない状態なんだなと感じた。

でも、この試合は、いったい誰のためのものなのか?

ブルーザー・ブロディやアンドレ・ザ・ジャイアント、ハルク・ホーガンらと争っている猪木。

藤波はライバル長州力に去られた後は、スーパー・ストロング・マシンとの抗争に突入した。

だが現在は、マシンまでもが藤波から離れていった。

藤波に残された道は、猪木越えによる新日本のエースになることだ。

しかし今の藤波に、猪木を倒せるのか疑問だ。

大型の外人相手に、名勝負を繰り広げる猪木に対して、見るからに力負けしている藤波。

いくつもの修羅場をくぐってきた猪木は、そう簡単には負けるとは思えない。

いざとなれば相手の目を突いてでも勝ちにくる猪木は、デビューからクリーンなイメージの藤波には荷が重すぎる。

それに師弟関係という重圧も、猪木に味方をしている。

この闘いは、猪木越えを狙う藤波よりも、猪木健在を見せつける闘いなのだ。

猪木がいる限り新日本プロレスは潰れない、藤波だろうが長州だろうが関係ない、新日本プロレスは、いや日本プロレス界は、猪木で持っていると証明する気なのだろう。

30分を越える熱戦も、猪木のレフェリー・ストップ勝ち。

卍固めにギブアップしなかった藤波を、負けてないとみるか勝てなかったと見るか。

つづく

 2016年6月3日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第32話』

タイガーマスクが復帰戦を、見事勝利で飾った。

8月31日両国国技館で、因縁の小林邦昭を倒し、インターナショナル・ジュニア王座まで奪取したのだ。

昨年8月のデビューから丸1年、なかなかベルトに手が届かなかったタイガーマスク。

6月に小林に挑戦した時は、膝の負傷もあったが完璧なピンフォール負け。

その後欠場し、万全の状態での復帰戦。

しかし、いきなり小林相手の選手権では、勝利は難しいとの下馬評を引っくり返す、鮮やかなピンフォール勝ち。

四次元殺法を操る初代とは違い、挫折から這い上がりトップに上り詰めるタイガーマスクに、新たなスター性を感じた。

豪華な顔ぶれのヘビー級陣よりも、正直な話し手薄だった全日本ジュニア戦線。

だが新チャンピオン、タイガーマスクの復活で、活気づくことは間違いないだろう。

子供たちが何より喜ぶ、マスクマンやジュニアの闘い。

新兵器タイガー・スープレックス'85は、夏休み最後の日に子供たちに贈った、タイガーマスクからのプレゼントだったのだ。

つづく

 2016年5月27日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第31話』

今のプロレス界で、最も破壊力のある技は何だろうか?

つまり一撃でスリーカウントを獲れるか失神KO、またはギブアップするような必殺技だ。

力道山の時代では、空手チョップやボディスラムで決着がついたものだ。

バックドロップや足4の字固めなどは、当時ではウルトラC級の大技と言えるだろう。

今でも大技に違いないが、使い手によっては威力が落ち、必殺技にならないことが多い。

特にブレーンバスターは、頭から落とさず背中を打ちつけてる場合がほとんどだ。

ブレーンバスターだけでなく、高等テクニックを要する大技。

技の完成形を決められぬまま技をかければ、本来の威力など出せる訳がなく、ただの痛め技に降格してしまう。

つまり大技には、使い手の体格やパワーは元より、練習量が何より必要なのだ。

見よう見まねの大技より、熟練の張り手一発の方が必殺技らしい。

そう考えると、誰のどの技が最高なのか?

馬場か猪木か、鶴田か天龍か長州か?

それとも、ハンセンかブロディか?

つづく

 2016年5月20日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第30話』

またまた新日本プロレスに激震が走った。

スーパー・ストロング・マシン、ヒロ斎藤、高野俊二の三選手が新日本プロレスを離脱し、カルガリー・ハリケーンズを結成を発表したのだ。

このカルガリー・ハリケーンズとは団体ではなく、プロダクション的なもので、要請があれば各団体に出場するらしい。

それに加え、プロレスだけではなく、芸能活動も視野に入れているとのこと。

芸能活動はさておき、各団体に出場すると言っても、数日前に長州力と握手を交わしているのだから、ジャパン・プロレス経由で全日本マットに上がるのは見え見えなのだ。

ハリケーンズが人気低迷の新日本に見切りをつけ、全日本を選んだことは果して正解なのか。

新日本では、それなりのポジションを保っていた三選手だが、軍団が犇めく全日本マットでは、かなりの存在感を示さなければ切り捨てられるだろう。

全日本正規軍入りはないとして、長州と手を組むのか、それとも新たな勢力として各軍団と闘うのか。

リーダーであるマシンと俊二はヘビー級だが、斎藤はジュニアだ。

シングル、タッグ、6人タッグがあるプロレスでは、3人で立ち向かうには些か不安な陣容ではある。

少ない人数ではあるが、せっかくチームを結成したのだから、しばらくはハリケーンズとして抗争に参加してほしい。

果して名前の通り、カルガリーで修行を共にした3人は、全日本マットで嵐を巻き起こせるのだろうか。

つづく

 2016年5月13日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第29話』

全日本プロレス中継が、10月よりゴールデンタイムに6年ぶりに復帰することが決定した。

旗揚げ当初は、土曜日8時のゴールデンタイムだったが、数年後に夕方へ移動してしまった。

プロレス団体にテレビ中継は必要不可欠、テレビ中継がなく解散した団体はいくつもある。

中でも注目度の高いゴールデンタイムは、特別扱いなのだ。

現在の活気溢れる全日本マットを考えれば、ゴールデンタイム復帰は当然のこと。

より多くのファンに楽しんでもらうためにも、やはりゴールデンタイムでなければならない。

新日本プロレスが大ブームを巻き起こした時も、放送は金曜日の8時。

夕方からでは、勤めのある大人たちは見ることが出来ず、視聴者は子供が中心になってしまう。

子供のファンも大切だが、やはり大人の男性、つまり父親をはじめ家族で楽しんでもらわなければ、プロレス人気は広がらない。

ジャイアント馬場もそのあたりは充分理解しているだろうし、全日本プロレスの人気を磐石にするための最後の仕上げでもある。

最大のネックであった、放送時間も解決した全日本プロレス。

ライバルである新日本プロレスは、このまま全日本の独走を許してしまうのか。

つづく

 2016年4月22日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第28話』

ジャンボ鶴田は、現状の立場に満足してるのだろうか?

全日本プロレスは今までにない、日本人抗争の真っ只中である

その中でも天龍源一郎と長州力、タイガーマスクと小林邦昭の闘いに注目されている。
いや、石川敬士ら中堅層も、火花を散らしている。

全日本プロレスとジャパン・プロレスの争いは、単なる団体対抗戦ではなく、日本マット界の主導権争いとも言える抗争だ。

この激化する抗争の中で、鶴田一人が蚊帳の外の感じがしてならない。

ジャイアント馬場は、ジャンボには世界を狙わせ、対抗戦は天龍に任せたと言う。

鶴田の対抗戦といえば、天龍と保持するインターナショナル・タッグ選手権ぐらいである。

全日本のトップは鶴田なのだから、タッグではなく敵の大将である長州力との、一騎討ちは興味深い。

全日本の中でも、確かに鶴田は世界王者に一番近い。
エースとして世界王座獲りも大切だが、団体同士の闘いも大切ではないのか。

やはり馬場は、長州ら新日本出身のレスラーを認めていないのか。

鶴田と長州では格が違う、AWA世界王者になった鶴田を、泥臭い抗争に参加させたくないのだろう。

しかし、このままでこの対抗戦が終わるとは思えない、これだけの黄金カードは必ずや実現するはずだ。

誰もが期待する鶴田と長州の一騎討ちは、意外なほど早く決定したのだったが、鶴田の右肘手術により延期となってしまった。

鶴田はこの抗争には、加われない運命なのか。

 

つづく

 2016年4月15日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第27話』

日本プロレス界を代表するプロレスラー、ジャイアント馬場。

馬場がプロレス界に残した功績は大きい。

力道山亡きあと日本プロレスのエースとなり、インターナショナル王座を奪取するなど大活躍。
存亡の危機にあった団体を、馬場の働きで復活させたのだ。

その後独立し、全日本プロレス旗揚げしてからも勢いは止まらず、日本人初のNWA世界王者に君臨し、東洋の巨人から世界の巨人へと飛躍した。

団体のカラーも、強豪外国人の多数招聘に成功し、アメリカナイズされた独自のスタイルを造りだすなど、プロモーターとしての才能も開花した。

馬場は一線を退き心配されていた後継者問題も、ジャンボ鶴田や天龍源一郎を育てあげクリアしている。

順風満帆の全日本プロレス、悠々自適の馬場正平社長。

馬場がリングから去る日は近いのか?

もう馬場が闘う時代ではないのか?

スタン・ハンセンに敗れたPWF選手権試合を見ると、この檜舞台に馬場は帰って来ない気がしてならなかった。

つづく

 2016年4月8日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第26話』

スポーツを見る上で、ライバル同士が火花を散らすほど興奮するものはない。

大相撲の千代の富士と北の湖、野球の江川と掛布など、プロレスも例外ではない。

現在のプロレス界ではどうだろうか。

全日本プロレスとジャパン・プロレスの抗争が始まった今、鶴龍と長州力はライバル関係だろう。
中でも天龍と長州は、熱さを感じさせる。

お互いのプライドや団体を背負った意地、男のメンツを懸けた闘いにファンは魅了される。

天龍と長州を中心とし、鶴田や谷津、阿修羅・原までを巻き込む全日本マットは、完全に日本プロレス界を制覇したようだ。

やはり燃えられる相手であるライバルがいない闘いは、ハッキリ言って面白くない。

御大ジャイアント馬場にも、タイガー・ジェット・シンやアブドーラ・ザ・ブッチャー、ラッシャー木村などがいる。

では新日本プロレスのアントニオ猪木や藤波辰巳はどうか。

長州ら離脱後は、ライバルどころか対戦相手に不足している。

ブルーザー・ブロディの移籍で猪木は何とか凌いではいるが、藤波の燻りは酷い状態だ。

藤波の体格でブロディやハルク・ホーガン、ましてやアンドレ・ザ・ジャイアントと互角に渡り合えるはずなどない。

マシン軍団との抗争も、期待外れだった。

やはり藤波を光らせるのは、長州しかいないのだろうか。

長州の異常なほどの、藤波に対するジェラシーから生まれた二人の闘い。

攻めに徹する長州に受けきる藤波の闘いは、いつしか名勝負数え歌とまで言われた。

長州を失った藤波は、このまま埋もれていくのだろうか。

猪木の後継者とまで、言われていた藤波。
かと言って、猪木をライバルにするのは、荷が重すぎる。

藤波の復活は、藤波をも光らせるライバル出現の時なのか。

 

つづく

 2016年4月1日(金)

  『実録・プロレス道自立篇 第25話』

師と知り合った頃、こんな質問をしたことを思い出した。

ジャイアント馬場とアントニオ猪木は、なぜ闘わないのか…

「二人は所属する会社が違うから、闘うことは無理なんだよ」

この漠然とした答えに小学生の私は、納得したようなしないような気分だった。

同じプロレスなんだから会社が別でも、闘えるのではないか。

ファンがこれだけ望んでいるのに、闘わないキチンとした理由が知りたかった。
あれから数年間プロレスを見続けてきて、師の答えの意味が分かりだした。

元々は日本プロレスに、所属していた馬場と猪木。

それぞれの理由で独立し、理想の団体を旗揚げした。
興行戦争に引き抜き合戦と、社長としてお互いに譲れない立場になってしまった。

馬場と猪木の一騎討ちという、ドル箱カードが実現するならば、どちらの団体でプロモートをするのかで揉めるだろう。

それに加え、勝てば良いが負けてしまえば、敗者のイメージがついて廻る。

そんなハイリスクな闘いに、腰を上げない気持ちも分からなくはない。

現在馬場はハンセンと、猪木はブロディと決着をつけなければならない。
団体の枠を越えなくても、充分ファンの期待に応えている。

プロレスに政治的な思惑を持ち込んではいけないが、馬場と猪木の一騎討ちは、夢のカードのままで終わりそうだ。

いや、このカードは実現することが夢ではなく、実現しないままでいることが夢なのかも知れない。

 

つづく

 

 

 

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